研究課題/領域番号 |
25410116
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
合成化学
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
浦 康之 奈良女子大学, 自然科学系, 准教授 (40335196)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 環境低負荷型酸化反応 / アルケン / 逆マルコフニコフ求核攻撃 / アルデヒド合成 / パラジウム触媒 / 分子状酸素 / 末端アセタール合成 / 酸化的開裂 / 環境低負荷型反応 / パラジウム錯体触媒 / ビニルアレーン / 逆マルコフニコフ選択性 / アセタール合成 / パラジウム / Wacker型酸化反応 / アリールアセトアルデヒド / 末端アセタール / ベンズアルデヒド誘導体 / 逆マルコフニコフ型求核攻撃 |
研究成果の概要 |
本研究では,ビニルアレーンを原料として,独自に見出したパラジウム触媒系を用いて,(1)逆マルコフニコフ型Wacker型酸化によるアリールアセトアルデヒド合成反応,(2)末端アセタール合成反応,(3)炭素-炭素二重結合の酸化的開裂によるベンズアルデヒド誘導体合成反応,の3種類の反応を開発した。いずれの反応も常圧の分子状酸素を末端酸化剤として用いることができ,室温に近い穏和な条件下で進行することから,これらの反応は末端アルケンからのアルデヒドおよびその誘導体の新しい環境低負荷型合成法といえる。添加剤としてマレイミドなどの環状の電子不足アルケンを用いることが本反応における触媒活性向上の鍵である。
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