研究課題
基盤研究(C)
均一系金属触媒を用いた物質生産プロセス開発はグリーンケミストリーの推進にとって不可欠な技術である。しかし、既存の触媒合成プロセスは稀少金属資源の利用に大きく依存している。そのため、高活性汎用金属触媒開発は挑戦すべき課題である。本研究では、新規高活性低原子価ニオブ化合物の合成法の開発および、それらを触媒として用いた環境調和型分子変換反応を達成した。本研究では、ペンタアルコキシニオブあるいは五塩化ニオブから得られたニオブ種を用いた、アルケン、アルキンおよびニトリルからのイソシアナートの三量化、1,3-シクロヘキサジエン、ピリミジン、およびアミドの合成に成功した。
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