研究課題
基盤研究(C)
ロタキサンの軸分子を高分子鎖とした高分子[2]ロタキサンの環状分子に高分子鎖を連結することで、ロタキサン構造が可動な分岐点として機能する新しい高分子の合成を行った。この高分子は環状分子の中に高分子鎖が貫通した構造であり、環状分子が高分子鎖に沿って運動できるため、動的な結合点として機能する。そのため、環状分子の位置によって直鎖状高分子から分岐高分子へと変換できるようなロタキサンというナノサイズの分子によって、高分子材料全体の物性が変化するような高分子を設計し合成した。このように高分子鎖のトポロジーを同一分子で変換できる高分子はこれまで報告されておらず、今後の進展が期待される。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち査読あり 8件、 謝辞記載あり 6件) 学会発表 (22件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
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