研究課題/領域番号 |
25410128
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
長田 裕也 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (60512762)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | らせん高分子 / 不斉触媒 / らせん反転 / ポリ(キノキサリン-2,3-ジイル) / 不斉増幅 / 不斉反応 / 動的らせん反転 / 光学活性乳酸 / 水溶性ポリマー / 水溶性 |
研究成果の概要 |
精密らせん高分子ポリ(キノキサリン-2,3-ジイル)を基本骨格とした水中不斉合成触媒の創出を目指し、ポリマー側鎖にL-乳酸由来側鎖の導入を行なった。側鎖の乳酸エステル構造の最適化によって、エーテル溶媒間で主鎖不斉らせん構造を反転可能であることを見出した。L-乳酸誘導体を側鎖に有するポリ(キノキサリン-2,3-ジイル)にホスフィン部位を導入し、高分子不斉配位子として用いたところ、各種エーテル/水混合溶媒中において高いエナンチオ選択性で不斉鈴木・宮浦カップリングが進行した。さらに、反応に用いるエーテル溶媒の種類を適切に選択することで、エナンチオ選択性を自在に反転できることが分かった。
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