研究課題
基盤研究(C)
本研究は精密な構造を形成可能な生体高分子であるDNAを利用して完全均一性構造体のゲル薄膜をずり振動を生じる水晶発振子基板上に構築し、27および81 MHzで振動させることで動的粘弾性測定を行い、従来の不均一構造体のゲルでは見られないような特異な力学物性を示すかどうかを明らかにすることを目的とし、(1) DNA鎖の組み合わせによりテトラポッド構造のDNAブロックを作製しDNAネットワーク構造体を調製できたこと、(2)水晶発振子を用いた動的粘弾性測定を行いDNAネットワーク構造体の弾性率を求めることができたこと、(3)ポリジメチルシロキサン(PDMS)の弾性率に近い値を示したこと、を明らかにした。
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すべて 雑誌論文 (7件) (うち査読あり 7件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (16件) (うち国際学会 2件、 招待講演 4件)
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