研究課題/領域番号 |
25410175
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生体関連化学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
和泉 雅之 大阪大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (80332641)
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研究分担者 |
梶原 康宏 大阪大学, 大学院理学研究科, 教授 (50275020)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 糖タンパク質 / 化学合成 / ユビキチン / 分解経路 / 糖鎖 / プロテアソーム / 分解 / 不良品糖タンパク質 / ユビキチン化 / 高マンノース型糖鎖 / イソペプチド連結反応 / δ-メルカプト-L-リジン / フォールディング / 固相合成 / δ-メルカプトリシン |
研究成果の概要 |
細胞内には天然型の立体構造を取れずに正しく機能しない不良品糖タンパク質が生成する。それが蓄積すると病気の原因となるため、ユビキチン-プロテアソーム系(UPS)という経路で分解除去される。本研究では、糖タンパク質のUPSによる分解機構を調べるためのプローブとして、ユビキチン化された糖タンパク質を精密化学全合成し、UPSアッセイ系を用いてその分解の様子を分析した。このような巨大で複雑な修飾タンパク質の合成例は世界でもほとんどなく、本研究により世界最先端の合成技術が確立できた。さらに、糖タンパク質の分解経路の研究に合成プローブを用いるという新たな方法論を導入することができた。
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