研究課題
基盤研究(C)
多官能性カロテノイドのペリジニンおよびフコキサンチンは、 海洋光合成初期過程を担う集光性補助色素である。これらは、クロロフィルやタンパク質と共に超分子複合体(PCP、FCP)を形成し、吸収光エネルギーを85%以上および95%以上の超効率でクロロフィルへ伝達する。本研究では、両カロテノイドの類縁体を合成し、超高速時間分解吸収スペクトル解析により、それらの構造的特徴と機能の関係を明らかにした。次いで、ペリジニンの超効率エネルギー伝達機構解明を目指し、新規合成法による新たな合成シントンを開発し、デオキシ類縁体の効率よい合成を達成した。さらに、この合成品を用いてPCPの再構成を検討しつつある。
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