研究課題/領域番号 |
25410198
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
グリーン・環境化学
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪市立工業研究所 |
研究代表者 |
伊藤 貴敏 地方独立行政法人大阪市立工業研究所, 有機材料研究部, 研究室長 (60416295)
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研究分担者 |
岩井 利之 地方独立行政法人大阪市立工業研究所, 有機材料研究部, 研究主任 (20416291)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 有機リン化合物 / 添加剤 / クロスカップリング / 難燃剤 / フェノール / 選択的合成 / 環境調和 |
研究成果の概要 |
有機リン系難燃剤は、環境調和型難燃剤として注目されている。2-フェニルフェノール骨格と三塩化リンによるFriedel-Crafts型反応において超強酸(特にトリフルオロメタンスルホン酸)を作用させ、9,10-Dihydro-9-oxa-10-phosphaphenanthrene 10-oxide類縁体が合成できた。本骨格に対して二塩基酸クロリド(塩化セバコイルおよび塩化グルタリル)を用いた連結反応により、新規二官能性有機リン化合物へ誘導できた。樹脂用難燃剤は熱安定性が指標の一つであり、熱分析の結果から従来と比較して耐熱性の向上が明らかとなった。
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