研究課題/領域番号 |
25410213
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
有機・ハイブリッド材料
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研究機関 | 東京工科大学 |
研究代表者 |
柴田 雅史 東京工科大学, 応用生物学部, 教授 (00513657)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2014年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2013年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | フォトクロミック材料 / アントシアニン / 3-デオキシアントシアニジン / ルテオリニジン / 光着消色 / 多孔質シリカ / メソポーラスシリカ / 複合体 / ルテオリニジン色素 |
研究成果の概要 |
食品・玩具・化粧品などの高い安全性が求められる分野で使用が可能な有機フォトクロミック材料を目指して、植物からの抽出色素と毒性のない化粧品・食品用成分とを組み合わせた複合材料の研究をおこなった。 アントシアニン系色素である3-デオキシアントシアニジン類を、HPLCを用いて食用コウリャンから分離精製し、これをブチレングリコールとクエン酸水溶液の混合溶媒に溶解させると、紫外線照射での赤色着色、遮光条件での消色を繰り返すフォトクロミック溶液を得ることができた。さらにこの色素水溶液を多孔質シリカの細孔内に吸収させることで複合化すると、高湿度条件下においてフォトクロミック挙動を示す粉体を得ることができた。
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