研究課題/領域番号 |
25410226
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
高分子・繊維材料
|
研究機関 | 京都工芸繊維大学 |
研究代表者 |
櫻井 伸一 京都工芸繊維大学, 繊維学系, 教授 (90215682)
|
連携研究者 |
増永 啓康 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 研究員 (50398468)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
|
キーワード | 高分子物性 / ミクロ相分離構造 / 熱可塑性エラストマー / 応力軟化 / ブロック共重合体 / 繰り返し延伸・緩和 / 小角X線散乱 / 応力軟化現象 / Mullins効果 / 高分子構造・物性 / ゴム材料 / X線散乱 / 伸長結晶化 |
研究成果の概要 |
ゴム材料を繰り返し延伸/緩和を行うと弾性率や応力が低下することが知られており、分子鎖切断がその主要な要因とされる。化学架橋ゴムのみならず、物理架橋ゴムである熱可塑性エラストマーでもこの現象が見られ、より顕著な応力軟化が起こる。熱可塑性エラストマーはハードセグメントとソフトセグメントからなるため、それらの寄与を分離して考察する必要がある。しかしながら、数十nmレベルの高次構造の複雑性ゆえ、Mullins効果の解明は容易ではなく、完全に理解されているとは言えない。そこで本研究では、延伸/緩和にともなう階層性高次構造の変化の挙動を明確にした上で、Mullins効果の主要因を解明することを目的とした。
|