研究課題/領域番号 |
25420015
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
田中 拓 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80236629)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 環境強度 / 形状記憶合金 / 水素環境 / 疲労 / マイクロアクチュエータ |
研究成果の概要 |
TiNi形状記憶合金細線について,長期使用の間における環境劣化挙動を実験的に解明することを目的とし,静的負荷による遅れ破壊試験と種々の条件における疲労試験を行った. 静的な引張強さが低下するのはNaOH水溶液中である程度以上の電流密度の水素チャージを行った場合に限られたが,疲労寿命はNaOH水溶液中や純水中で水素チャージを行わない低水素濃度環境でも乾燥大気中より明らかに低下した.高水素濃度環境で応力が低い場合は,遅れ破壊でも疲労破壊でも水素環境に晒される時間で寿命は決まるが,高水素濃度でも応力が高い場合や低水素濃度環境では,水素環境と応力繰返し数の両者が疲労寿命に影響していた.
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