研究課題/領域番号 |
25420019
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機械材料・材料力学
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研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
合田 公一 山口大学, 理工学研究科, 教授 (10153743)
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研究協力者 |
金 顯凡 山口大学, 大学院理工学研究科, 博士後期課程
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | グリーンコンポジット / 天然繊維 / 撚糸 / ポリプロピレン / マレイン酸変性樹脂 / PVA / 押出し成形 / 強度 |
研究成果の概要 |
本研究は,グリーンコンポジットの高強度化と信頼性向上を実現するために,まず天然繊維紡績糸を用いた複合材料弾性率の信頼性メカニズムを解明することを目的とした.また紡績糸の撚り角を可変できる連続作製装置を開発し,グリーンコンポジットの高強度化,高弾性率化を目指した.その結果,以下の結論が得られた. (1)代表的な信頼性理論である一次近似二次モーメント法によると,紡績糸の繊維配向角および繊維体積率のばらつきが弾性率変動に大きく関わる. (2)従来の撚り角の増加による紡績糸の弾性率低下現象に対し,グリーンコンポジットでは樹脂との複合および紡績糸内の繊維間の固い絡み合いにより,逆に高弾性率化が促進される.
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