研究課題/領域番号 |
25420087
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
設計工学・機械機能要素・トライボロジー
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研究機関 | 秋田大学 (2014-2015) 名古屋大学 (2013) |
研究代表者 |
野老山 貴行 秋田大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (20432247)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 繰り返し衝突 / ダイヤモンドライクカーボン / 貧潤滑 / 結晶構造 / ラマン分光分析 / XPS分析 / 摩耗 / 衝突 / DLC / 潤滑油 |
研究成果の概要 |
クロムモリブデン鋼ピンとDLC膜の潤滑油中下衝突角度90°の繰り返し衝突摩耗実験を行い,SEMを用いた微視的観察に基づいて,DLC膜の衝突摩耗に及ぼす膜厚及び荷重の影響を明らかにした. DLC膜の繰り返し衝突による摩耗形態は,衝突回数初期においてマイルドな衝突摩耗が起こり,その後摩耗の進行は止まり,ある臨界繰り返し衝突回数後にDLC膜が著しく衝突摩耗するシビアな衝突摩耗に遷移することが明らかとなった.いずれの膜厚のDLC膜においても,急激に摩耗量の増加するシビアな衝突摩耗に遷移するときのひずみ量が同じであることが明らかとなった.マイルド摩耗領域における摩耗深さを推定する式の導出を行った.
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