研究課題
基盤研究(C)
本研究では,液膜の二次元界面形状測定手法である勾配色情報法を改良し,傾斜平板上を落下する液膜先端の形状の決定プロセスの実験的な解明に適用した.その結果,数値計算に基づく先行研究において提案されたキャピラリー(Ca)数(=粘性応力と表面張力の比)でスケールされた接触勾配を用いることで,実験における形成パターンがおおむねまとめられることが実験的にも確認された.また,不安定化時の波状接触線の根元部分の膜厚が接触勾配やCa数の影響によって変化し,そこでの接触線速度が変化することが形成パターンに大きな影響を及ぼしていることを明らかにした.
すべて 2016 2015 2014 2013
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (10件) (うち国際学会 2件)
Experimental Thermal and Fluid Science
巻: 60 ページ: 354-360
混相流
巻: 27 号: 5 ページ: 639-646
10.3811/jjmf.27.639
130004514119
日本機械学会論文集
巻: 80 号: 809 ページ: FE0004-FE0004
10.1299/transjsme.2014fe0004
130005004853