研究課題/領域番号 |
25420156
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
熱工学
|
研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 (2015) 信州大学 (2013-2014) |
研究代表者 |
小泉 安郎 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 原子力基礎工学研究センター, 客員研究員 (20215156)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2013年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
|
キーワード | 核沸騰熱伝達 / プール沸騰 / ナノ粒子 / ナノ流体 / 限界熱流束 / 赤外線カメラ / 熱工学 |
研究成果の概要 |
銅プリント基板製の10 mm×10 mm伝熱面に直接通電加熱し、圧力0.1MPaの下でプール沸騰熱伝達実験を行った。清浄純水実験では、限界熱流束点では三相界線は観察されず、伝熱面に小さな高温乾き面が現れ、それが拡大、縮小を繰り返して伝熱面の物理的焼損に至っていた。ナノ粒子懸濁液では、沸騰熱伝達率は低下していたものの、限界熱流束は1.5倍に向上化していた。清浄純水の場合に比べ、乾き伝熱面拡大領域は狭く、短時間に焼損に至っていた。伝熱面はナノ粒子析出層で被われ、そのため乾き面形成拡大が抑制され、限界熱流束は向上化したものと考えられた。
|