研究課題
基盤研究(C)
本研究では,生物(昆虫)の適応的行動選択という「賢さ」の工学的再現を目指し,雄カイコガ成虫の性フェロモン源探索行動を題材として,感覚種別の多様性ではなく,状況依存的な行動選択過程の解明と,その目的行動に対する機能性の検証を行った.3自由度サーボスフィアという新しい実験装置を構築し,行動と神経応答の同時計測を可能とした上での実験で,(1)視覚を主とするフィードバックの状況依存的利用,(2)目標に関する情報エントロピーに応じた行動ポリシー切替,という結果を得た.シミュレーション検証において,これらを取り入れることで環境条件の変化に強い行動アルゴリズムが構築された.
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