研究課題
基盤研究(C)
コグニティブ無線による周波数利用効率改善効果を明らかにするために必要となる空間的、時間的なスペクトラム利用率を精度よく測定する手法が必要となる。本研究では,受信電力の累積確率分布に基づく雑音信号の時間占有率ならびに平均電力の同時最小二乗推定に基づくスペクトラム占有率測定法を提案した。提案法に基づき、スペクトルアナライザと信号処理用PCを用いたスペクトラム占有率測定装置を開発し、雑音不確定性がある場合でも、AWGN環境では受信信号SNRが2dB以上、フェージング環境では12dB以上であれば、測定誤差2%以下の高精度なスペクトル占有率測定が可能であることを明らかにした。
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