研究課題/領域番号 |
25420355
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
通信・ネットワーク工学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
加藤 茂夫 宇都宮大学, 工学(系)研究科(研究院), 名誉教授 (00143529)
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研究分担者 |
長谷川 まどか 宇都宮大学, 大学院工学研究科, 教授 (80322014)
篠田 一馬 宇都宮大学, 大学院工学研究科, 助教 (50639200)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 情報源符号化 / データ圧縮 / 算術符号 / 画像符号化 / 統合符号化 / 符号化 / 情報理論 / 通信路符号化 |
研究成果の概要 |
算術符号は高効率符号として知られているが符号化及び復号に多大な時間を要する.このため従来は近似計算による算術符号の高速化を図ってきた.しかし,近年のハードウェアの技術進歩により,乗算型算術符号での最大符号化効率を維持した高速化の実現も検討できる. 本研究では,無記憶情報源に対して情報源の拡大処理を導入し, 通報の確率と下位アドレスを計算するために必要となる確率値を保持するテーブルサイズを変化させ,それに伴う演算回数の削減度を調べて高速化の可能性を検討した.実験の結果,提案方式は符号化時間及び復号時間を,それぞれ,従来の約13/100程度まで削減できることが分かった.
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