研究課題
基盤研究(C)
本研究では、強度変調・直接検波方式を用いる光無線通信において、直交周波数分割多重(OFDM)信号の省電力伝送を実現するために、円偏光を用いる光無線OFDM方式を提案した。提案方式では、OFDM信号を正極性と負極性の部分に分割し、これらを右回りと左回りの円偏光で伝送する。解析の結果、従来のDCO-OFDM方式と同等の情報伝送速度を維持しながら、その1/5の光電力でビット誤り率1.0×10e-5を達成できることを示した。また、正極性と負極性の部分に分割することの影響を考慮して、ビット誤り率特性の理論解析も行った。理論解析の結果はシミュレーションの結果とほぼ一致し、理論解析が妥当であることを示した。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 謝辞記載あり 3件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 1件)
IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences
巻: E99.A 号: 1 ページ: 177-184
10.1587/transfun.E99.A.177
130005115233
巻: E98.A 号: 2 ページ: 520-527
10.1587/transfun.E98.A.520
130004770968
巻: E98.A 号: 2 ページ: 528-536
10.1587/transfun.E98.A.528
130004770967