研究課題/領域番号 |
25420428
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
計測工学
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
飯田 仁志 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 物理計測標準研究部門, 研究グループ長 (40392584)
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研究分担者 |
木下 基 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 物理計測標準研究部門, 主任研究員 (00415671)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | テラヘルツ / 絶対電力測定 / 不確かさ / 絶対電力 / カロリメータ / テラヘルツ絶対電力 / 熱変換過程 / テラヘルツ時間領域分光 |
研究成果の概要 |
微弱なテラヘルツ波の絶対電力を常温において高感度に測定するためのセンサーを開発した。本センサーでは、テラヘルツ波の吸収によって発生する熱を熱電変換素子によって直流電気信号に変え、それをもとに直流電力を吸収体に設置されたクーラーに与えて吸収体の温度を等温制御する。この釣り合いを利用して、クーラーに与えた直流電力を精密に計測し、テラヘルツ波のパワーを決定する。この直流電力への変換技術と温度制御技術の高度化により、液体ヘリウムによる極低温環境を必要としない常温での微弱テラヘルツ波パワーの精密測定を実現した。測定の不確かさ解析を詳細に行い、数十ナノワットレベルの定量的測定が可能なことを明らかにした。
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