イデアルに基づくテイラー展開を利用したサンプル値制御系設計の新展開

• 研究課題/領域番号: 25420455
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 制御・システム工学
• 研究機関: 中部大学
• 研究代表者: 十河 拓也 中部大学, 工学部, 教授 (40273487)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円); 2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: デジタル制御 / サンプル値系 / フィードフォワード制御 / システム同定 / 適応制御 / 制御理論 / グレーブナー基底

研究成果の概要

サンプル値伝達関数の係数のテイラー展開係数に成り立つ法則を数学的に証明し，展開係数の数式計算を効率良く行うアルゴリズムを開発した．
得られたテイラー展開式を利用したサンプル値系伝達関数の同定からの連続時間伝達関数の同定または，もとの連続時間系との関係式を有機的に活用したサンプル値系のオンライン同定法を開発した．勾配法を基礎とする最小化アルゴリズムによるシミュレーション実験によって開発した同定法の有効性が確認できた.

研究成果

• [学会発表] 離散時間モデルからの連続時間モデルの計算法について (2016)
  • 著者名/発表者名: 十河拓也、宇津野利仁
  • 学会等名: 第3回計測自動制御学会制御部門マルチシンポジウム
  • 発表場所: 南山大学（愛知県）
  • 年月日: 2016-03-03
• [学会発表] サンプル値系入出力データからの連続時間系モデルパラメータの同定法 (2015)
  • 著者名/発表者名: 十河拓也、宇津野利仁
  • 学会等名: 第58回自動制御連合講演会
  • 発表場所: 神戸大学（兵庫県）
  • 年月日: 2015-11-14
• [学会発表] Simple algebraic structure of Taylor expansion of sampled-data systems (2015)
  • 著者名/発表者名: Takuya Sogo and Toshihito Utsuno
  • 学会等名: The 10th Asian Control Conference 2015
  • 発表場所: Kota Kinabalu, Malaysia
  • 年月日: 2015-05-31 – 2015-06-03
• [学会発表] Simple algebraic structure of Taylor expansion of sampled-data systems (2015)
  • 著者名/発表者名: Takuya Sogo and Toshihito Utsuno
  • 学会等名: The 10th Asian Control Conference
  • 発表場所: Kota Kinabalu, Malaysia
  • 年月日: 2015-05-31
  • 国際学会
• [学会発表] サンプル値系のテイラー展開が持つ代数的構造とそのモデル同定への応用 (2015)
  • 著者名/発表者名: 宇津野利仁、十河拓也
  • 学会等名: 計測自動制御学会 第2回計測自動制御学会制御部門マルチシンポジウム
  • 発表場所: 東京電機大学
  • 年月日: 2015-03-04 – 2015-03-07
• [学会発表] Adaptive controller design based on relocation of sample zeros for digital control systems (2014)
  • 著者名/発表者名: Takuya Sogo and Yusuke Tashita
  • 学会等名: SICE Annual Conference 2014
  • 発表場所: 北海道大学
  • 年月日: 2014-09-09 – 2014-09-12
• [備考] 最近の研究発表・論文
  • URL: http://www-mech.chubu.ac.jp/Mech_Labs/T_Sogo/