研究課題/領域番号 |
25420488
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学・維持管理工学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
下里 哲弘 琉球大学, 工学部, 准教授 (90452961)
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研究分担者 |
有住 康則 琉球大学, 工学部, 教授 (90109306)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 腐食 / 高力ボルト / 残存軸力 / 腐食減肉形状 / FEM / ひずみゲージ法 / 弾塑性FEM解析 / 実腐食形状 / コア抜き法 / FEM解析 / 軸力 / コア抜き実験 / すべり耐力実験 / 摩擦接合継手 |
研究成果の概要 |
本研究では鋼橋の腐食部位の中でも腐食速度が速い高力ボルト継手の残存耐荷力評価を目的として、実腐食高力ボルトの腐食減肉形状および減肉量データとひずみゲージコア抜き実験で得られる残存軸力との相関分析により、腐食高力ボルトの腐食減肉量を用いた残存軸力の定量評価法を構築した。また、ナット部とボルト頭部の腐食減肉形状をモデル化した弾塑性FEM解析を行い、それらの腐食減肉形状と残存軸力との相関分析を行い、ナット部とボルト頭部の座金近傍範囲における平均腐食減肉量を適用することで,実腐食減肉形状を有する高力ボルトの残存軸力特性を明らかにし、腐食劣化した高力ボルト継手の安全かつ実用的な残存性能評価法を提案した。
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