研究課題/領域番号 |
25420675
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築史・意匠
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研究機関 | 名古屋市立大学 |
研究代表者 |
溝口 正人 名古屋市立大学, 芸術工学研究科(研究院), 教授 (20262876)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2013年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 洋風建築 / 木造 / 濃尾地方 / 近代 / 架構 / 意匠 / 地方 / 遺構 / 揖斐川町 / 濃尾震災 / 伊深村役場 / 美濃加茂市 / 銀行建築 |
研究成果の概要 |
濃尾地方の建築における洋風の実態に関して、現存遺構の調査に基づき事例的に分析し、画像資料と比較しつつ特徴と時代的な変遷を整理した。下見板張りを基調とした洋風の外観は、戦前に至るまで広く確認できる一方で、大正時代まで確認できる土蔵造形式は大正末からみられなくなる。一方、架構に関しては、洋小屋の採用事例は必ずしも多くはなく、外観は純然とした洋風でも小屋組は伝統的な構成である事例は多い。架構については、設計・施工者の技術的な背景に基づく伝統工法が主流であったと考えられる。
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