研究課題
基盤研究(C)
持続的で心地よい街路景観を有するアメリカ東部諸都市において、街路を構成するロウハウスの内部空間の可変性と、街路空間を形成する外壁面と街路面の形態的特徴を把握した。それら三つの面で形成される街路空間はU字型の空間と捉えることができ、空間的な分節と階層性、スケールによって三類型に整理できること、ストゥープ(外階段)、地階開口、前庭等の形態要素とその素材によって外壁面と歩道面によるL字型の空間がまず形成され、それらが組み合わされることで多様な街路空間を構成していることが分かった。建築物と道路とをそれぞれ自律的なものとする近代的な考え方とは異なる街路構成、街路景観の実際を捕捉した。
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日本建築学会大会(九州)学術講演梗概集
巻: F-2
200000368529
200000368530
日本建築学会大会(関東)学術講演梗概集
巻: F-2 ページ: 393-394