研究課題/領域番号 |
25420692
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性・材料
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
安田 和弘 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (80253491)
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研究分担者 |
椎山 謙一 純真学園大学, 保健医療学部, 准教授 (30243900)
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連携研究者 |
松村 晶 九州大学, 工学研究院, 教授 (60150520)
吉岡 聰 九州大学, 工学研究院, 助教 (50452818)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | 蛍石型酸化物 / 照射損傷 / 原子炉燃料 / 電子励起 / 転位ループ / 選択的はじき出し損傷 / 電子顕微鏡法 / イオントラック / 電子顕微鏡 / 核燃料 / 核変換処理材料 / 照射欠陥 |
研究成果の概要 |
次世代軽水炉燃料や核変換処理材料として期待される蛍石型酸化物中には、放射線照射に伴って酸素イオン副格子にはじき出し欠陥が優先的に形成される。本研究では、酸素イオン点欠陥の挙動に着目しながら放射線照射によって蛍石型酸化物中に形成される種々の照射欠陥集合体の形成・成長過程、ならびに蓄積過程を先進電子顕微鏡を用いた「その場」観察・分析法により追求した。その結果、(1)電子照射下で形成される酸素転位ループの原子構造ならびに成長過程、(2)イオントラックの原子構造と蓄積過程、ならびに(3)電子照射下「その場」カソード・ルミネッセンス分光法による酸素空孔蓄積に関する重要な基礎的知見を得た。
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