研究課題/領域番号 |
25420697
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性・材料
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
竹屋 浩幸 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 主席研究員 (80197342)
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連携研究者 |
宮澤 薫一 国立研究開発法人 物質・材料研究機構, フラーレン工学グループ, グループリーダー (60182010)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 超伝導 / フラーレン / ウィスカー / 炭素 / ナノウィスカー |
研究成果の概要 |
我々は液-液界面析出法で生成したウィスカー状フラーレンにアルカリ金属ドープを行い、世界で初めて超伝導化に成功した。その反応速度は、これまで報告されてきたフラーレンへのドープに比べ、非常に容易に短時間で行うことができた。また、限定的ではあるが臨界電流密度の評価においても特性も10の5乗アンペア/平方センチメートル以上と大変よく、期待できる結果となった。これらの優れた性質はウィスカー内のナノ細孔が大きな役割をしていると考察した。この研究は緒についたばかりで、様々な課題あることも確かである。線材化にはまだ課題は多いが、非常に軽くしなやかな超伝導繊維素材としてのメリットを生かし今後も開発を進めたい。
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