研究課題
基盤研究(C)
温度上昇に伴い体積が収縮する性質を持つ負の熱膨張物質は,様々な応用が期待されている.しかし,負の熱膨張を示す物質はそれ以外に機能をもたないため,負の熱膨張以外の機能を有する負の熱膨張物質の開発が必要である.本研究では,等方的負の熱膨張物質の一つであるタングステン酸ジルコニウムに伝導性を付加する研究を行った.価数の小さい陽イオンを添加することにより,酸素イオンが結晶中を動くイオン伝導性を付加することに成功し,その伝導機構を明らかにした.
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顕微鏡
巻: 50 ページ: 197-200
130007701847