研究課題
基盤研究(C)
陽極接合における導体側材料の酸化を利用して,導体層を仲立ちとしたガラス同士の貼り合わせ陽極接合で接合界面が可視光に対して透明になる継手を作成する手法を開発した.仲立ちとする導体層にアルミニウムもしくはチタンを選び,導体層の厚さと接合条件を適切に設定することで,ソーダライムガラスや多くの品種の光学ガラスで,70-80%の光透過率を持つ継手を作成することができた.透明度の高い継手では,接合の仲立ちに用いた導体層が酸化によって消尽しており,そのため接合界面は透明化すると同時に導電性を失うことを見出した.チタンと各種ガラスの適切な陽極接合条件,また一部のガラスが通電によって着色する現象も見出した.
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