研究課題/領域番号 |
25420756
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造・機能材料
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
石松 直樹 広島大学, 理学(系)研究科(研究院), 助教 (70343291)
|
研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 金属水素化物 / パラジウム / X線吸収分光法 / 電子状態 / 水素貯蔵合金 |
研究成果の概要 |
Pd-TM合金 (TM=Ru, Rh, Ag, and Au) の水素化特性を電子状態から議論した.この目的のために,水素化前後の電子状態を,X線吸収分光法(XAS)によって検出し,熱力学的な水素化特性と電子状態との関連を議論した.スペクトルの形状変化は,合金中でPdだけでなく,RhとRuも水素と結合を形成していることを示していた.一方,AgとAuはPd合金中でも水素と結合していないことが分かった.従って,d電子が閉殻か否かで水素との結合形態が異なることが分かった.水素との結合の有無と,合金化した時の格子定数の変化から,水素化特性を説明した.
|