研究課題/領域番号 |
25420792
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属・資源生産工学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
助永 壮平 東北大学, 多元物質科学研究所, 助教 (20432859)
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連携研究者 |
金 炅滸 東北大学, 多元物質科学研究所, 教育支援者 (30733589)
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研究協力者 |
Daniel Neuville パリ地球物理学研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | ケイ酸塩融体 / 粘度 / 鉄イオン / 鉄シリケート融体 / ガラス転移温度 / レドックス / 酸化物ガラス / 高温融体物性 / 鉄シリケートスラグ / 過冷却液体 |
研究成果の概要 |
酸化ナトリウムを含有する鉄シリケート融体の粘度に及ぼす鉄イオンの酸化状態(二価または三価)の影響について調査した。粘度およびガラス転移温度の測定結果から、融点以上~ガラス転移温度近傍の幅広い温度範囲において、酸素分圧が高く三価の鉄イオンが多い試料の方が高粘度となることがわかった。Raman分光分析の結果は、今回対象とした試料中において、三価の鉄イオン(Fe3+)の一部は、network formerとして挙動していることを示しており、三価の鉄イオンの増加による粘度上昇は、シリケートアニオンの重合度が上昇したためと考えられる。
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