研究課題/領域番号 |
25420801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
化工物性・移動操作・単位操作
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
向井 康人 名古屋大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30303663)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | ナノファイバー / ナノ粒子 / 分級 / 膜分離 / エレクトロ・スピニング / 繊維径 / 剪断力 / ゼータ電位 / 透過率 / 静電反発 / 粒子径 |
研究成果の概要 |
ナノファイバー膜は、同等の孔径を持つ精密濾過膜より水透過流束がかなり大きく、精密濾過膜に匹敵する粒子捕捉性能を持つ。また、繊維径の減少とともに孔径が減少し、粒子捕捉性能は向上する。 ナノファイバー膜をコロイド粒子の湿式分級に応用すると、ナノファイバー膜特有の三次元ネットワーク構造と高空隙率が効果的に働き、大粒子群は膜層内部に侵入して捕捉され、小粒子群は膜層内部の空隙をスムーズに透過する。このように、ナノファイバー膜は篩分級に適した濾材である。 分級精度の向上のためには、膜面上に大きな剪断力を与えることができるダイナミック濾過の適用と、粒子間の静電反発力が大きくなるような溶液環境の調整が有効である。
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