研究課題/領域番号 |
25420824
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
原 孝佳 千葉大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (60437358)
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連携研究者 |
島津 省吾 千葉大学, 大学院工学研究科, 教授 (10178957)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2013年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 層状希土類水酸化物 / 層状イットリウム水酸化物 / アニオン交換 / インターカレーション / 水溶媒 / クネベナーゲル縮合反応 / 層状ガドリニウム水酸化物 / 層状イッテルビウム水酸化物 / 固体塩基触媒 / クネベナーゲル反応 |
研究成果の概要 |
層状希土類水酸化物(Layered Rare-earth Hydroxide; LRH)の特性,特にアニオン交換能に着目し,新規な不均一系塩基触媒の開発を行った.特に,イットリウム水酸化物で構成されるY-LRHは,ピラーゲストとして直鎖状のモノカルボン酸アニオンをインターカレーションすると,炭素鎖長に依存した層間距離の拡大が確認された.なかでも,酢酸アニオンを導入したCH3COO-/Y-LRH触媒は,水溶媒中でのシアノ酢酸エチルとベンズアルデヒドとのクネベナーゲル縮合反応に高い活性を示した.水分子が層間内に侵入し,特異的に層間距離が拡大し,反応活性が向上したと考えられる.
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