組み合わせ荷重を受ける鋼製サンドイッチパネルの崩壊挙動に関する研究

• 研究課題/領域番号: 25420868
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 船舶海洋工学
• 研究機関: 愛媛大学
• 研究代表者: 柳原 大輔 愛媛大学, 理工学研究科, 寄附講座准教授 (10294539)
• 研究期間 (年度): 2013-04-01 – 2016-03-31
• 研究課題ステータス: 完了 (2015年度)
• 配分額: 5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円); 2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
• キーワード: 鋼製サンドイッチパネル / コルゲートコア / ウェブコア / 面内圧縮荷重 / 面外分布荷重 / 最終強度 / 座屈 / 有限要素解析 / サンドイッチパネル / 面外荷重 / 2軸圧縮 / 横分布荷重

研究成果の概要

コルゲートコアあるいはウェブコアを有する鋼製サンドイッチパネルを対象に，二軸方向の面内荷重ならびに面外分布荷重を受ける場合の崩壊挙動を調査した。面外荷重を受ける場合は支持部のコアパネルが潰れやすく，コアの板厚が十分でない場合は，同程度の曲げ剛性を持つ既存の防撓パネルに比べ崩壊強度が低くなる。一方面内圧縮を受ける場合では，防撓パネルと同程度以上の圧壊強度となる。さらに，長さ方向と幅方向の圧縮，面外荷重がそれぞれ単独に作用する場合を対象に，設計時に強度推定を可能にする簡易的な算式の開発を試みた。さらなる精度改善が必要なものの，提案算式が十分な有用性が持っていることを示すことができた。

研究成果

• [学会発表] Elastic Buckling and Ultimate Strength of Steel Sandwich Panels Subjected to Longitudinal or Transverse Compression (2016)
  • 著者名/発表者名: Daisuke YANAGIHARA
  • 学会等名: The 26th International Offshore and Polar Engineering Conference
  • 発表場所: ロドス（ギリシャ）
  • 年月日: 2016-06-26
  • 国際学会
• [学会発表] 面外分布荷重を受ける鋼製サンドイッチパネルの崩壊挙動に関する研究 (2016)
  • 著者名/発表者名: 脇本瑞己，柳原大輔
  • 学会等名: 日本機械学会中国四国学生会 第46回学生員卒業研究発表講演会
  • 発表場所: 愛媛大学工学部（愛媛県・松山市）
  • 年月日: 2016-03-08
• [学会発表] コルゲートコアまたはウェブコアを持つ鋼製サンドイッチパネルの面内圧縮崩壊挙動 (2015)
  • 著者名/発表者名: 柳原大輔
  • 学会等名: 日本船舶海洋工学会講演会論文集
  • 発表場所: 東京大学生産技術研究所（東京都・目黒区）
  • 年月日: 2015-11-16
• [学会発表] Buckling/plastic collapse behavior of steel sandwich panel under in-plane compression and lateral pressure (2014)
  • 著者名/発表者名: Daisuke Yanagihara
  • 学会等名: 28ｔｈ Asian-Pacific Technical Exchange and Advisory Meeting on Marine Structures, TEAM2014
  • 発表場所: イスタンブール工科大学，トルコ共和国
  • 年月日: 2014-10-13 – 2014-10-16
• [学会発表] 二軸圧縮と横圧を受ける鋼製サンドイッチパネルの座屈・塑性崩壊挙動 (2014)
  • 著者名/発表者名: 柳原大輔
  • 学会等名: 日本船舶海洋工学会平成26年春季講演会
  • 発表場所: 仙台国際センター