研究課題/領域番号 |
25430025
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
宮坂 信彦 国立研究開発法人理化学研究所, 脳科学総合研究センター, 副チームリーダー (70332335)
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研究協力者 |
吉原 良浩
小出 哲也
脇阪 紀子
増田 美和
矢吹 陽一
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 嗅覚 / 神経回路 / 脳 / 行動 / 遺伝子工学 / 視床下部 / 嗅覚受容体 / ゼブラフィッシュ / 嗅球 / 間脳 |
研究成果の概要 |
ゼブラフィッシュの嗅覚行動を担う神経回路基盤の解析を行った。性フェロモンであるプロスタグランジンF2α(PGF2α)の嗅覚受容体を同定し、受容体機能を欠損したオス変異体は、メスに対する求愛行動の持続時間が短くなることを見出した。また、PGF2αの嗅覚入力によって、終脳腹側部腹側核および視床下部の複数の領域が活性化されることが明らかとなった。一方、食物に由来するATPやアラニンはゼブラフィッシュの誘引行動を引き起こし、嗅球-視床下部直接経路を構成する後方結節など、複数の共通した脳領域を活性化することが明らかとなった。さらに、異なる匂いによって特異的に活性化される脳領域を同定した。
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