研究課題/領域番号 |
25430071
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経化学・神経薬理学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
岡田 大助 北里大学, 医学部, 講師 (10211806)
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連携研究者 |
小寺 義男 北里大学, 理学部, 准教授 (60265733)
山森 早織 北里大学, 医学部, 講師 (30464803)
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研究協力者 |
永田 悦子 北里大学, 医学部, 技術員
菅谷 津貴子 北里大学, 医学部, 技術員
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2013年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | NMDA受容体 / スパイン / タンパク質輸送 / D-セリン / ケタミン / FRAP / 樹状突起スパイン / プロテインキナーゼG / シナプス可塑性 / プロテインキナーゼG / シナプスタグ |
研究成果の概要 |
持続的長期増強成立時のPSD再構成に関わる新規合成蛋白質Homer1aの樹状突起からスパイン内への輸送を解析し輸送系を二つ見出した。活動依存性経路はNMDA受容体チャネル活性とPKG依存的にHomer1aを輸送したがEGFPの輸送には関与しなかった。一方、D-セリン経路は、活動依存的経路の阻害下でもD-セリンによりEGFPとHomer1aの輸送を起こした。D-セリン拮抗薬やケタミンが阻害したがD-セリンがこれらによる阻害を解除した。NMDA受容体とスパイン内輸送系に関わるタンパク質がD-セリン依存的に結合することでスパイン内タンパク質輸送を可能にしていると考えられた。
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