研究課題/領域番号 |
25430112
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
押川 清孝 九州大学, 生体防御医学研究所, 研究員 (50380051)
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連携研究者 |
中山 敬一 九州大学, 生体防御医学研究所, 主幹教授 (80291508)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,460千円 (直接経費: 4,200千円、間接経費: 1,260千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2013年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | プロテオミクス / がん代謝 / ワールブルグ効果 / がん / 質量分析計 / 癌 |
研究成果の概要 |
がん細胞においては好気条件下での解糖亢進(ワールブルグ効果)などの特殊な代謝が行われていることは古くから知られていたが、代謝システムの相互ネットワークによる複雑性のために、その全体像を捉えることが困難であった。本申請課題では、正常細胞とがん化細胞の差異を明らかにするために、われわれが開発した網羅的な代謝酵素の絶対定量システム『情報基盤定量法(iMRM)』を利用してワールブルグ効果の実体解明を試みた。その結果、がん化細胞特異的に上昇する代謝酵素群を特定した。これらを正常細胞に過剰発現させると、好気的条件下でのグルコース消費量および乳酸産生量が亢進し、ワールブルグ効果を引き起こすことが判明した。
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