研究課題/領域番号 |
25430117
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
西躰 元 東京薬科大学, 生命科学部, 助教 (60509941)
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連携研究者 |
田中 正人 東京薬科大学, 生命科学部・免疫制御学研究室, 教授 (00294059)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2013年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マクロファージ / 遺伝子組換えマウス / 腫瘍免疫 |
研究成果の概要 |
悪性腫瘍は免疫系からの攻撃を免れているが、その免疫抑制状態の維持に、腫瘍に随伴するマクロファージが関与していることが近年報告されている。我々は、腫瘍細胞死誘導時にCD204を高発現するマクロファージが、腫瘍へ集積することを見出した。次にこのマクロファージの腫瘍再増殖への関与を検討するため、CD204陽性マクロファージを特異的に消去できるノックインマウスを作製し、癌放射線治療後の腫瘍の再増殖の様子を調べた。その結果、CD204陽性マクロファージ非存在下では腫瘍の再増殖が抑制されることを見出した。以上より、CD204陽性マクロファージが腫瘍の再増殖を促進している可能性が示唆された。
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