研究課題
基盤研究(C)
本研究では、N型糖鎖の末端に付加しているα2,6シアル酸を欠損したマウスでは腫瘍内血管新生が著しく減退している現象の分子機構を明らかにするための研究を行った。まず、α2,6-シアリル化糖鎖をクラスター化させたプローブに特異的に接着分子PECAMが結合することを明らかにし、予想通りPECAMのレクチン活性を示すことが出来た。また、α2,6シアル酸欠損下で細胞表面の膜タンパク質の局在が異なっていること、VEGFに対する反応性が異なることなどを明らかにした。まずマウス肺からPECAMを精製して糖鎖解析を行ったところ、PECAM自身にα2,6-シアル酸を持つN形糖鎖を持つことも明らかにした。
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