研究課題/領域番号 |
25430134
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍診断学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
中西 一彰 北海道大学, 医学(系)研究科(研究院), 客員研究員 (80374338)
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研究分担者 |
横尾 英樹 北海道大学大学院医学研究科, 消化器外科学分野Ⅰ, 助教 (70399947)
柿坂 達彦 北海道大学大学院医学研究科, 消化器外科学分野Ⅰ, 特任研究助教 (40583092)
神山 俊哉 北海道大学大学院医学研究科, 消化器外科学分野Ⅰ, 准教授 (80322816)
武冨 紹信 北海道大学大学院医学研究科, 消化器外科学分野Ⅰ, 教授 (70363364)
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連携研究者 |
折茂 達也 北海道大学大学院医学研究科, 消化器外科学分野Ⅰ, 助教 (80711861)
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研究協力者 |
福原 嵩介
大畑 多嘉宣
高橋 秀徳
小林 希
三好 早香
堀米 正敏
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | EB1 / 肝細胞癌 / バイオマーカー / 増殖 / 浸潤 / Dlk-1 / 予後予測因子 / 再発予測因子 / Dlk1 / 再発 / 悪性度バイオマーカー |
研究成果の概要 |
以前にAdenomatous polyposis coli結合蛋白EB1(以下EB1)が肝細胞癌で高発現していることを報告した。今回の研究で、①初発肝細胞癌根治切除症例においてEB1の発現は分化度、AFP、門脈浸潤と有意な相関関係を示し、EB1高発現群では全生存率が有意に不良であり、再発率も有意に高かった(各P<0.0001)。②肝癌細胞株においてEB1の発現を変動させると、細胞の増殖能・遊走能・浸潤能・腫瘍増殖能がパラレルに変動した。③マイクロアレイ解析においてEB1はDlk-1の発現を制御している可能性が示唆された。以上より、EB1は新規バイオマーカーとして有用であると考える。
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