研究課題
基盤研究(C)
進行大腸癌を対象として、EGFR、HER3の免疫染色を臨床病理学的に比較検討したところ、腫瘍先進部簇出におけるHER3の発現パターンがEGFRと逆になる傾向がみられた。免疫染色の病理評価においては、腫瘍内不均一性に十分な配慮をする必要があり、単なる陽性陰性といった評価のみでは、腫瘍の持つ生物学的特徴ひいては薬剤有効性を正確に反映しない可能性があることが示唆された。
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大阪医科大学雑誌
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