研究課題
基盤研究(C)
バイオマーカーの探索において、患者への負担が少ないという利点から血清又は尿が試料として多く用いられる。膀胱がんの最も効果的なバイオマーカーとしてNMP22があるが、偽陽性の割合が高い。そこで、膀胱がんの早期発見のためにがん患者からの尿を使用し、NMP22を補完する新しい診断バイオマーカーの探索を行った。その結果、がん患者の尿中にSNAレクチンと強く反応する75kDa(糖タンパク質X)と50kDa(糖タンパク質Y)のタンパク質が同定できた。さらに、SNAレクチンとの反応の強さは腫瘍の悪性度と相関があり、糖タンパク質XおよびYの糖鎖がNMP22を補完する新規バイオマーカーとしての可能性を見つけた。
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