研究課題/領域番号 |
25430157
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍治療学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
西田 浩子 慶應義塾大学, 医学部, 助教 (80317130)
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研究分担者 |
山田 健人 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60230463)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2013年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | CD26 / 破骨細胞 / 破骨前駆細胞 / ヒト化抗CD26モノクローナル抗体 / p38MAPK / mi/Mitf / 骨吸収 / 溶骨性骨転移 / モノクローナル抗体 / TRAP / 溶骨性骨腫瘍 / 多発性骨髄腫 / 血管内皮細胞 / p38 MAPK / 血液内科 |
研究成果の概要 |
CD26は、正常ヒト破骨細胞に機能的に発現し、ヒトがんの溶骨性骨転移において、活性化破骨細胞に高発現する。CD26 はヒト破骨細胞発生において、単球、マクロファージ、破骨前駆細胞、破骨細胞と、分化するにつれ発現が増強した。ヒト化抗CD26 モノクローナル抗体は、破骨前駆細胞分化段階で作用し、RANK 下流シグナルにおいて、細胞質内のMKK3/6, p38MAPK リン酸化、続く核内のmi/Mitf リン酸化を阻害し、TRAP 発現を抑制し、破骨細胞への分化を阻害する一方、直接成熟破骨細胞に作用しなかった。ヒト化抗CD26 抗体は、ヒト溶骨性骨腫瘍において、骨破壊抑制に有用な治療戦略となりうる。
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