研究課題
基盤研究(C)
ゲノムの非コードDNA中のインスレーターが隣接する遺伝子間の干渉を防ぐことは、ゲノムの適正な機能発現に重要である。本研究では、バフンウニで同定されたArsインスレーターの活性にはDNAの物理的特性が重要であること明らかにした。また、人工合成したトリヌクレオチドリピートの物理的特性を解析し、ATTリピートの特性がArsインスレーターの特性と類似していることが明らかになり、ヒトゲノムChIP-seqデータの数理的な解析からAATリピートの周辺部には整列したヌクレオソームが配置されることも示唆された。本研究の過程ではさらに、塩基配列に依存した構造を反映したDNAの弾性ネットワークモデルを構築した。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (17件) (うち国際学会 2件)
PLoS One
巻: 10 号: 12 ページ: 143760-143760
10.1371/journal.pone.0143760