研究課題/領域番号 |
25430191
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物資源保全学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
片山 寛則 神戸大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授 (50294202)
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研究分担者 |
植松 千代美 大阪市立大学, 理学研究科, 講師 (30232789)
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研究協力者 |
ウーユン タナ 中国林科院, 泡桐経済林研究開発センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
5,330千円 (直接経費: 4,100千円、間接経費: 1,230千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2013年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | Pyrus ussuriensis / Pyrus pyrifolia / Pear / Population genetics / Population structure / Genetic diversity / Phylogeny / Origin of pear / 秋子ナシ / イワテヤマナシ / 集団構造解析 / 起源 / 遺伝的多様性 / 保全 / 保全単位 / 沙梨 / 中国中部 / SSRマーカー / 花・果実形質 / 秋子梨 / 国際研究者交流・中国 / 東アジアのナシの起源 / ニホンナシ / DNAマーカー / 保全遺伝学 |
研究成果の概要 |
東アジアのナシ属植物の起源地である中国では砂漠化、人為的な環境破壊などから野生ナシは急速に減少している。日本の東北地方に自生するイワテヤマナシと同種の秋子梨は中国東北部で個体数が激減しており保全計画の策定が急務である。またニホンナシ栽培品種の起源種とされる沙梨野生個体の探索調査、DNA分析を行った。秋子梨野生集団の探索、形態調査、遺伝的多様性、集団遺伝構造の把握、系統解析より絶滅の恐れのある集団の保全計画を策定した。イワテヤマナシと秋子梨との系統関係について両者は遠縁だった。また中国中部の山脈にて沙梨野生集団の探索を行い6集団をDNA分析を試みたところ、多くはマメナシとの雑種化個体だった。
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