研究課題
基盤研究(C)
熱水鉱床の海底資源開発は、化学合成生態系の保全を考慮しつつ開発を進める必要がある。そのためには熱水性生物の幼生加入の解析が必要であるが、個体群解析を年齢ごとに解析されたことはない。そこで、加齢色素であるリポフスシンを年齢指標として、遺伝子解析も含めてサツマハオリムシの個体群解析をおこなった。その結果、同じ体サイズ組成であっても、年齢の異なる個体群があり、時期によって加入する遺伝子構成も異なることが分かった。また、人工化学合成生態系水槽の微生物相を調べたところ、深海の鯨骨生物群集ににた微生物相をもつことがわかり、今後熱水生物の着生と変態の観察に有効であることが分かった。
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JAMSTEC Report of Research and Development
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Subseafloor Biosphere Linked to Hydrothermal Systems
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Plankton and Benthos Research
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