研究課題/領域番号 |
25430199
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物資源保全学
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研究機関 | 滋賀県立大学 (2014-2016) 大阪市立環境科学研究所 (2013) |
研究代表者 |
高倉 耕一 滋賀県立大学, 環境科学部, 准教授 (50332440)
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研究分担者 |
内貴 章世 琉球大学, 熱帯生物圏研究センター, 准教授 (30393200)
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研究期間 (年度) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 4,000千円、間接経費: 1,200千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2013年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 代替繁殖戦略 / 閉鎖花 / 虫媒花 / 訪花性昆虫 / 遺伝的多様性 / 外来種 / 繁殖干渉 / 種間送粉 / 花粉管伸長 / 近縁在来種 / 訪花昆虫 / アロザイム分析 / 自家受粉率 / 繁殖生態 / 送粉生態 / 自家受粉 / 繁殖戦略 |
研究成果の概要 |
植物の中には、他個体との花粉のやり取りを行う通常の花(開放花)のほかに、閉鎖花と呼ばれる自家受粉しか行わない花をつける種がある。ありふれた雑草であるホトケノザ(シソ科)の閉鎖花の機能について、訪花性昆虫や近縁他種植物との関係に注目して解明を試みた。まず、ホトケノザの送粉は、ヒゲナガハナバチなど極めて限られたハナバチ類に依存していること、それらのハナバチは各地で減少傾向にあることを示した。また、多くの集団で自家受粉率が著しく高いことを、アロザイム分析から明らかにした。近縁他種植物が近傍に存在する場合に閉鎖花が増加する反応が、水溶性の情報化学物質を介して誘導されることを、栽培実験から示した。
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