研究課題
基盤研究(C)
出芽酵母のフォスファターゼCdc14pは、細胞周期のM期後期におこるプロセスが適時に進行するように制御する。Cdc14pの核-細胞質間輸送の制御は細胞周期の正常な進行のために重要である。本研究では、出芽酵母の生育に必須のインポーティンKap121pとCdc14pの相互作用の構造機能解析を行い、Cdc14pのC末端領域にKap121p特異的な核移行シグナル(NLS)を同定した。他の輸送基質のNLSとの比較に基づき、Kap121p特異的NLSをIK-NLSと名付けた。
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Biochem. Biophys. Res. Commun.
巻: 463 号: 3 ページ: 309-314
10.1016/j.bbrc.2015.05.060