研究課題
基盤研究(C)
植物の根の内部構造を決める2つのタンパク質SHRとSCRが、転写因子JKDと形成する三者複合体構造を決定した。SHRとSCRはヘテロ二量体を形成し、SHRの凹んだ溝にJKDがはまり込んでいた。このSHRに識別されるJKDの配列をSHR結合モチーフと命名した。JKDとよく似た転写因子は16種類あり、BIRDファミリーと呼ばれる。この中の13種がSHR結合モチーフをもち、SHR-SCR複合体と結合することがわかった。このことから、これらの相互作用を通してSHR-SCR複合体が複数の転写因子からなるネットワークを活性化することで、根の内部構造形成に必要な遺伝子を活性化する分子メカニズムが解明された。
すべて 2017 2016 2015 2014 2013 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (7件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 2件) 備考 (3件)
Nature Plants
巻: 3 号: 3 ページ: 17010-17010
10.1038/nplants.2017.10
Scientific Reports
巻: 6 号: 1 ページ: 24878-24878
10.1038/srep24878
120006337976
Protein Expression and Purification
巻: 印刷中 ページ: 70-75
10.1016/j.pep.2015.09.020
FEBS Letter
巻: 589 号: 15 ページ: 1754-1760
10.1016/j.febslet.2015.05.053
Nat. Struct. Mol. Biol.
巻: 21 号: 9 ページ: 803-809
10.1038/nsmb.2874
Genes to Cells
巻: 19 号: 5 ページ: 386-404
10.1111/gtc.12140
Proc Natl Acad Sci U S A.
巻: 110 号: 29 ページ: 11821-11826
10.1073/pnas.1300558110
120005716836
http://bsw3.naist.jp/research/index.php?id=1463
http://www.naist.jp/news/2017/02/003661.html
http://bsw3.naist.jp/hako/