研究課題
基盤研究(C)
酵母からヒトまで進化上保存されているTORC2 (TOR complex 2)-Akt経路は、ヒトではインシュリン刺激に反応し、分裂酵母では細胞外環境のグルコースを直接認識し反応する。研究代表者はこれまでに、自身が以前に同定したTORC2活性化因子Ryh1を通じて、分裂酵母TORC2-Akt経路がグルコースに応答していることを見出していた。本研究では新たに、Ryh1に依存しない未知の分子機構によってもグルコースに応答した活性化制御をTORC2が受けるという事実を見出した。また、グルコースに応答したTORC2がAktを活性化する鍵分子機構について新たな知見を得た。
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すべて 雑誌論文 (3件) (うち国際共著 1件、 査読あり 3件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件) 備考 (2件)
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