研究課題
基盤研究(C)
微小管構造の変化は、細胞周期だけでなく外環境の刺激にも影響を受ける。PHS1は植物細胞が高浸透圧ストレスを受けると、αチューブリンをリン酸化し、微小管脱重合を促し、微小管の形成・維持に関与している。本研究では、αチューブリンのThr349がPHS1の標的であることを明らかにした。また、高浸透圧処理で応答する15か所のPHS1のリン酸化部位を同定した。分裂期に高浸透圧ストレスを受けるとき、PHS1を介した微小管脱重合がM期チェックポイント発動に関わり、安全な染色体分配に重要な事が強く示唆された。
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